H様は平成7年の建築より30年を迎えました。
30年の中では外装工事、浴室工事、給湯機、IHクッキングヒーター
などいろんなメンテナンスをさせていただきました。
今回のお問い合わせは窓枠、出窓カウンターの劣化。
見てみれば表面の塗装がはがれて汚くなっています。


窓際で日差しによる劣化とか窓を開けていた時に濡れて傷みにつながった
ものです。
建材の枠材はウレタン塗装かラッピングによるものがほとんどです。
年数の浅い時には傷みも表れにくいけど長い年月が経てばこうなっていきます。
そこで対策としてウレタン塗装をします。
出窓カウンターは幅が広いので比較的丈夫なフィルムを貼ります。



無垢材であればこうした心配はありません
エムズでも昔は大手メーカーの真似をして新建材類を使っていました。
今はすべて無垢材で建材を使うことはありません。
クローゼットの開閉も重たくてままならない、と言われます。
H様はクローゼットの取替をしないといけないか?と案じていましたが
東野棟梁が「調整してみよか」と言ってくれて結果、調整ですべて完了。
スムーズに動くようになりました。
H様は大喜びです。




引き戸も開閉が重たくて困っていること
両手で動かさなければいけないほど。
キッチンから洗面室・浴室につながる引き戸です。
この動線は家の中でも一番よく使うルート。

見てみれば底ゴマが割れています。
コマを新しく取り替えてスムーズに開閉ができるようになりました。
早く言ってくれていれば辛抱しなくてよかったのに・・
遠慮していたようです。
建具は古くなれば必ず不具合が出てきます。
快適な暮らしの為には早期対処が何より大事です。



