エムズ通信 Aimss Journal

ナイチンゲールⅡ

施工現場日誌

フローレンス・ナイチンゲール(1820~1910)は、イギリスの看護師です。

病人の看護に使命感を抱き続けており、31歳の頃、当時は「不潔で不道徳で無知」とされていた看護の世界に身を投じます。クリミア戦争(1853~1856)では、イギリス軍の野戦病院に赴き、科学的根拠に基づいた看護を実践しました。そのためイギリス軍の死亡率を激減させ、英雄になります。統計学を用いて看護の成果を分析し、実践に活かしました。看護を初めて科学的にとらえた人物で、「近代看護の祖」と呼ばれています。

 

今も世界中の看護養成学校のバイブルと継承されている書「看護覚え書」。

住宅建築にも通じるバイブルです。

 

看護師(工務店)が細心の注意を集中すべき最初にして最後のこと、

何をさしおいても患者(お客様・家族)にとって必要不可欠なこと。

それは・・・

患者(家族)が呼吸する空気を、患者(家族)の身体を冷やすことなく、屋外の空気と同じ清浄さに保つこと

病気とは毒されたり[poisoning]衰えたり[decay]する過程を癒そうとする自然の努力の現れであり、それは何週間も何カ月も、ときには何年も以前から気づかずに始まっていて、このように進んできた過程の、その時々の結果としてあらわれたのが病気という現象なのである。

看護とは新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさなどを適切に整え、これらを活かして用いること、また食事内容を適切に選択し適切に与えること

 

住居の健康を守るために必要な5項目

  1. 清浄な空気
  2. 清浄な水
  3. 効果的な排水
  4. 清潔
  5. 陽光

 

空気を浄化するために燻蒸材や消毒薬などの類に頼るようなことは絶対にやめよう。臭いではなく、もとの不潔物を除かなければならないのである。

 

 

今から157年前に書かれた看護の本。ナイチンゲールが病院建築にも関わり、住宅の在り方まで論じていることには驚きでした。そして今の家づくりにも活かしていかなければならない事ばかりです。

 

 

 

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